【Excel VBA】ExcelVBAで最終入力列と最終入力行を簡単に求める方法

Excelでデータを扱う際、ワークシート内の最終入力列や最終入力行を知る必要がある場面は多々あります。

この記事では、ExcelVBAを使ってこれらの情報を簡単に取得する方法をご紹介しています。

ぜひ作業効率化にご活用ください。

最終入力行を求める方法

下記は最終入力行を求めるVBAコード例です。

Function GetLastRow(ws As Worksheet) As Long
    GetLastRow = ws.Cells(ws.Rows.Count, "A").End(xlUp).Row
End Function

この関数は、A列の最下部から上に向かって最初のデータがある行を探し、その行番号を返します。

最終入力列を求める方法

下記は最終入力列を求めるVBAコード例です。

Function GetLastColumn(ws As Worksheet) As Long
    GetLastColumn = ws.Cells(1, ws.Columns.Count).End(xlToLeft).Column
End Function

この関数は、1行目の最右端から左に向かって最初のデータがある列を探し、その列番号を返します。

使用例

以下関数の使用例です。

Sub GetLastCellInfo()
    Dim ws As Worksheet
    Set ws = ThisWorkbook.ActiveSheet

    Dim lastRow As Long
    Dim lastCol As Long

    lastRow = GetLastRow(ws)
    lastCol = GetLastColumn(ws)

    MsgBox "最終行: " & lastRow & vbNewLine & "最終列: " & lastCol
End Sub

このサブルーチンを実行すると、アクティブシートの最終入力行と最終入力列の情報がメッセージボックスで表示されます。

まとめ

ExcelVBAを使えば、ワークシート内の最終入力行と最終入力列を簡単に取得できます。