【Access VBA SQL】日付に関する操作方法

Access の SQL では、日付を取り扱うための関数が用意されています。

こちらの記事では、日付に関する基本的な操作方法をご紹介しています。

 

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日付のフォーマット

日付をフォーマットする場合は、Format 関数を利用します。

 

例えば、日付型のフィールドがあるテーブル “MyTable” から、”YYYY/MM/DD” 形式の日付文字列を取得する SQL 文は以下のようになります。

SELECT Format(MyTable.MyDateField, "YYYY/MM/DD") AS MyFormattedDate FROM MyTable;

 

日付の計算

日付の加減算や月初・月末の日付を求める場合は、DateAdd 関数やDateSerial 関数を利用します。

例えば、日付型のフィールドがあるテーブル “MyTable” から、”2018/06/01″ から 30 日後の日付を取得する SQL 文は以下のようになります。

 

SELECT DateAdd("d", 30, #2018/06/01#) AS MyNewDate;

 

また、月初や月末の日付を求める場合は、以下のように記述します。

' 月初の日付
SELECT DateSerial(Year(#2018/06/15#), Month(#2018/06/15#), 1) AS MyFirstDate;

' 月末の日付
SELECT DateSerial(Year(#2018/06/15#), Month(#2018/06/15#) + 1, 0) AS MyLastDate;

 

日付の比較

日付型のフィールドを比較する場合は、比較演算子(<, >, <=, >=)を利用します。

例えば、日付型のフィールドがあるテーブル “MyTable” から、”2018/06/01″ よりも後の日付のレコードを取得する SQL 文は以下のようになります。

 

SELECT * FROM MyTable WHERE MyTable.MyDateField > #2018/06/01#;

また、 BETWEEN 句を利用することで、指定した範囲の日付を取得することができます。

例えば、日付型のフィールドがあるテーブル “MyTable” から、”2018/06/01″ から “2018/06/30” の間のレコードを取得する SQL 文は以下のようになります。

 

SELECT * FROM MyTable WHERE MyTable.MyDateField BETWEEN #2018/06/01# AND #2018/06/30#;

 

ACCESS VBA SQL 日付操作に関する まとめ

Access SQL において日付に関する基本的な操作方法を紹介しました。

 

このように、AccessのSQLを使って日付を扱う際には、データ型やフォーマット、関数などについて理解することが重要です。特に、データ型が異なる場合には、型変換を行う必要があることに注意してください。また、Accessでは日付関数が豊富に用意されているため、それらを活用して日付を扱うことができます。

 

さらに、Accessはデータベースとしての機能だけでなく、VBAと組み合わせることで自動化や処理の最適化を図ることができます。例えば、日付の入力チェックや日付を使った条件分岐、日付を使ったデータの集計や集約、日付を使ったレポートやグラフの作成など、様々な処理をVBAと組み合わせて実現することができます。

 

ただし、VBAはプログラミング言語であるため、Accessを使い慣れているだけではVBAのプログラミングには苦労することが多いです。

VBAの基本的な文法や構文、データ型や変数、条件分岐や繰り返し、オブジェクトやメソッド、エラー処理などについても学習する必要があります。

AccessのSQLやVBAを使った日付の扱い方については、書籍やオンラインの情報、または公式ドキュメントなどを参考にして学習することをおすすめします。

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